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2016-09-03

8月読書まとめ

2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1158ページ
ナイス数:28ナイス

新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)感想
ことばでは言い様のない切なさ、もどかしさ。賢治作品に流れる、透明で切ない感じはなんだろう…。宮澤賢治作品が好きすぎて今まで避けてきた『銀河鉄道の夜』。悲しいほどにうつくしく、つかめない霞のように漂うかのような不思議な浮遊感。粗筋は知っていたが切なくて悲しくて胸が痛い。『双子の星』『猫の事務所』は、恐らくわたしが初めて触れた賢治作品。小学低学年の頃映画で見て、すごく感銘を受けてここから宮澤賢治の虜に。今また改めて読むと、違う景色が見えてきます。

読了日:8月10日 著者:宮沢賢治

花の立体刺しゅう (レディブティックシリーズno.3970)花の立体刺しゅう (レディブティックシリーズno.3970)感想
詳しく作り方が載っている。

読了日:8月12日 著者:アトリエFil





立体の花刺しゅう Wire Work Flowers立体の花刺しゅう Wire Work Flowers感想
「花の立体刺しゅう」よりも難易度は高めか?作り方は詳しくは載っていないが、「花の立体刺しゅう」と合わせて、写真と見比べて作る、細かい部分は自分で作ってみてうまい事工夫する。という感じ。載っている作品は、ほう、とため息が出るほど美しいです。桜の花が作りたくて、でもネット書店のどこにも目次が載っていなくて困りましたが目当てがちゃんとあってホッとしました。

読了日:8月12日 著者:アトリエFil

新☆再生縁~明王朝宮廷物語~ 1 (プリンセスコミックス)新☆再生縁~明王朝宮廷物語~ 1 (プリンセスコミックス)感想
ずっと気になっていた作品。やっと本屋さんで見つけたので購入。中国明代が舞台のお話ですが、読みやすいです。少女漫画らしくイケメンたくさん!出てきます。主人公は医師の娘・麗君。宮廷の陰謀に巻き込まれ囚われた父を探すため、男装して宮廷に乗り込むというお話。男装してても女の子らしくてバレやしないかとハラハラします。陰謀渦巻く宮廷ですが、麗君の周りには皇太子始めまともな人も。しかし「まさか裏切者では…?」と疑心暗鬼になっています…。ドラマの見すぎですかねー。

読了日:8月12日 著者:滝口琳々
新☆再生縁~明王朝宮廷物語~ 2 (プリンセスコミックス)新☆再生縁~明王朝宮廷物語~ 2 (プリンセスコミックス)感想
なんとなくこうなるんだろうなーと予想ができるけど続きが気になる。濃ゆい展開になってます。皇太子の側近となった君玉と奎壁だが、皇帝陛下が倒れなかなか目覚めず、君玉が陛下を看ることに。君玉の診察で陛下は意識を取り戻すものの、君玉を手籠めにしようとする陛下。陛下が怖い。奎壁が「男(であると疑わない)」君玉にときめいちゃう姿にニヤニヤ。残念!と言いたくなっちゃいます。皇太子が、君玉が男装して潜り込んでいる「麗君」だと勘づいているような節をみせるところがすごく気になる!つい皇太子贔屓しちゃいます。

読了日:8月23日 著者:滝口琳々
新☆再生縁~明王朝宮廷物語~ 3 (プリンセスコミックス)新☆再生縁~明王朝宮廷物語~ 3 (プリンセスコミックス)感想
麗君(=君玉)が川へ飛び込んで1年経つんですね。皇太子のあの反応は君玉が想いを寄せている「龍女」だって把握してますよね~。麗君に出会わなければ、君玉が側近としていなければ、皇太子はここまで強く在れなかったのだと思うとなんだか胸が熱い。君玉は女では?!と周囲の疑いが向いていろいろドタバタの多い巻。錦衣衛に扮した刺客は蓮英さんかなと思ってます。読み返していると蓮英さんも最初から君玉の正体を知っている感。皇太子と麗君が想いを遂げてくれるといいなーと思うけど、まだまだ何転もありそうですね。

読了日:8月28日 著者:滝口琳々
ONE PIECE 82 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 82 (ジャンプコミックス)感想
モモの助ただ者ではないですね!ただの「エロい人」じゃなかった!ローがだんだんルフィたちのノリに加わっていたり。ビビも久々の登場!国王は病気のようですが…。サンジくんの弟とお姉さんも登場。お姉さん美人…!敵になってほしくないなぁ。相変わらずの賑やかさ。

読了日:8月28日 著者:尾田栄一郎


一日江戸人 (新潮文庫)一日江戸人 (新潮文庫)感想
読みやすく、気持ちのいい爽やかさの読み応え。一日だけでも江戸人になって江戸の町を満喫したい。著者自らが描いているイラストがまたいい味を出していて楽しい。電車で読むと笑いを堪えるのに体力使います(笑)江戸人のいい部分を今の生活に取り入れて、もう少し自分らしく自由に生きたいものだ、と肩の力がホッと抜ける、そんな元気をくれる本です。

読了日:8月30日 著者:杉浦日向子

読書メーター

2016-08-03

7月の読書まとめ

2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:568ページ
ナイス数:7ナイス

ミシンで着物 綿・麻・ゆかたミシンで着物 綿・麻・ゆかた感想
自分の中にはない柄の組み合わせや、使い方が斬新で新鮮。着物はまだ着たこともないけれど、ファッション(お洒落)って自由で楽しんでいいものなんだ!と、わくわくさせてくれます。着物(単衣)をミシンで縫っちゃうって発想もわたしにはなかったので、もの作りに対してもの自由でいいんだよ、と言ってもらったような気がします。単衣、帯の作り方や生地の選び方、着付け方など紹介されてます。レシピはないけど、オリジナルの足袋も載っていて、そちらにとても興味を覚えました。着物着てみたいなー
読了日:7月14日 著者:やまもとゆみ

天龍八部〈2〉王子受難天龍八部〈2〉王子受難感想
鐘万仇、四大悪人らとのいざこざが通りすぎた(決着はしていない)と思ったら、またややこしい事件に巻き込まれる段誉。この王子さまはよく連れ去られますね。頭の回転の早さと口のうまさでうまく困難を乗り越えていきます。美女を味方につけちゃうのは、父親譲りでしょうか。「仙女様」そっくりの王語嫣は、段正淳の娘なんじゃないかと疑っています…。そもそも、王、って木婉清を襲った奴らの親玉じゃなかったっけ?仙女様の正体やいろいろ気になることが増えて、今後がとても気になります(16.07.14)
読了日:7月14日 著者:金庸

不機嫌なモノノケ庵(6) (ガンガンコミックスONLINE)不機嫌なモノノケ庵(6) (ガンガンコミックスONLINE)感想
主人公って芦屋でしたっけ?不貞腐れるもじゃと立法さんと、動物の頭蓋骨とヤヒコと。安倍が丸くなってきたー!と思ったら良くない傾向では?とのこと。コウラさまのミステリアスでどこか不気味な感じが好きです。
読了日:7月16日 著者:ワザワキリ



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